私にとっての廃バス 1

フォローしているインスタのある女の人が山の中で廃バスを見つけたと投稿している。

そして、彼女はその所有者を見つけ購入することになったようだ。

なんでも長野県界隈の話らしい。

 

そのバスを改装してここで山のカフェを開業する予定だそうだ。

私もこの手の話は大好きなので、興味深く読ませて頂いた。

 

しかし今の自分には廃バスなんて身近にないし、田舎に物件はあるけどとてもカフェなんて状況じゃない。

全くの他人ごとであった。

 

しかしふと考えたら、「バス」ではないけど私には物凄い身近にその廃バスにあたるものがあった。

 

あまりにも身近すぎて、全然気が付かなかった。

 

なぜ今まで気が付かなかったのだろう、かえって自己嫌悪に陥るくらいだった。

別にバスでなくてもいいじゃないか。

 

自分が今まで拠点として活動していた場所。

今まさにこのブログを書いているこの場所を彼女のいうところの山の中の廃バスと見立てて、また彼女のいうところの「カフェ」をやればいいじゃないか。

 

もっとも私の場合はカフェではないが、自分のやりたいことをやればよいではないか。

 

そう思うと、大量にある書類などを整理しはじめた。凄まじい量である。

廃バスの彼女も、大量の不用品、ゴミと格闘しているようだ。

 

その量に比べるとまだマシなのかも知れない。

しかしキリがないくらい不要な書類が出てくる。なにせ20年以上もオフィスで使っていた場所だ。

 

廃棄する書類に目をやると、走馬灯のように思い出が駆け巡る。

しかし決別しなければならない。

 

これからやろうとしていることは今までの集大成というか、これまで時代の先端をなんとか目指そうと走ってきたそのベクトルを180度正反対に向けて走ってみたら見えてきたものだ。

 

私が中学生くらいの時代、なんかワクワクしたものである。

 

そう、今ではすっかり忘れていたもの。なにしろもう40年以上前のことである。

 

現時点ではまだ詳しく書けないが、このブログでおいおい報告していきたい。

 

備忘録として記録していきたいと思っている。

 

 

 

 


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