このブログにも度々登場した「みなしサビ管」
向こう3年間のうち2年以上の実務経験を積んだ者のみ受けることができる「実践研修」にようやく挑むことができた。
これを修了することにより晴れて「本サビ管」になれるのである。
ちなみに最近また法改正があり、<2年>ではなく、<6か月>でも可能になったそうであるが、今回の実践研修では適用されないとのこと。
神戸の西区(といっても感覚では明石)にある遠い遠い会場で受講するまで、事前にZoomによる研修が必要だった。
数十名、それも百名近くの規模でZoomをやると必ずといって良いほど一定数「画像が映りません」「音声が聞こえません」という(これは言って良いのかどうかは分らないが、俗に『オバちゃん』といわれるような)人が出現する。
数年前に同じ主催者で同じような研修を受けたときは、まだZoomではなくサイト内に埋め込まれた「動画」を試聴してレポートを書くという方式だった。
この2,3年のうちにZoomの利便性を知って変更したのだろう。
なにせZoomではリアルタイムに、受講者それぞれの顔を映し、受講書類をカメラの前に掲げさせて出欠確認を取ることが出来る。
つまりビデオでは本人の代わりの者が受講しても分らないが、それがやりにくい。そういったズルも過去には有ったからなのだろう。
出席者の音声はミュートしなければならないが、これも一定数出来ないオバちゃんがいて暫くはガヤガヤと騒がしい。
またノートパソコンの内臓カメラはさまざまな理由で認識しないことが結構あるが、結局最後まで顔を映すことが出来ずに終わった人もいた。主催者が「とりあえずそのままで受講して下さい」などとその映らない人に言っていたので、おそらく問題なく出席したと見なされたのだろう。
事前の注意書きでは顔を写さない人は欠席とみなす、などと書かれていたが、きちんと事前に準備した人と、ぶっつけ本番でZoomに挑み「映りません」といった人も同じ扱いというのはいささか不公平感を感じた。
主催者を見ると三十代から四十代が多く、Zoomなんてスムーズに使えて当たり前という世代。
受講者は老若男女幅広いが、六十代以上の人も結構見かける。
これらの人にもZoomを起動させて、カメラで顔を映し、音声はミュートさせる、しかもスマホ不可、パソコンのみ・・というのは結構ハードルが高いのかも知れない。
また音声はかなり圧縮されているのか聞きづらい時もある。
私個人としては、Zoomを使っての研修は現時点ではいかがなものかと考えている。
基本、人間嫌いな私ではあるが、このような場面ではやはりリアルに顔を合わせての研修の方が良いと思う。
カテゴリ:就労継続支援B型