前回の記事の続きになります。
さまざまなインターネットで出回っている
FX系の「情報商材」と言われるものを検証していて
本当にロクなものが有りませんでした。
その中でも、
「まだマシかなぁ~」
と思っていた(過去形) 元機関投資家が
「機関投資家専用インジケーターです」
というのを売りにしていた数万円の商材でした。
「機関投資家インジケーターってどんなんやろ」
と 思って、知人に購入した人がいたので、
見せてもらうと 単に、ピボットを表示させるものでした。
ピボットとは (前日の安値+前日の高値+前日の終値)÷3
で導かれるラインで、別に機関投資家専用でもなんでもありません。
ゾーンと言われる雲のようなものもあったのですが、
おそらくピボットとフィボナッチか何かの間を
取ったものだと思います。
動画でも、移動平均線の数値を13、55、144 と設定する時に、
「これは、私が長年研究して導き出した数値です」
と値打ちを付けて言っていましたが、
ちょっとやっている人なら
誰でも知っているフィボナッチ数列ですね。
フィボ数列を移動平均線のパラメーターに使うのは一時流行りました。
「このオッサンえらい吹きよんな」
という感想は持ちましたが まぁ、ピボットといい、
フィボ数列のMAといい、 商売でやっている以上、
多少のハッタリというか 値打ちを付けるのは仕方ないかな~ というのと
初心者には、ピボットの設定や4H移動平均線が
バックの色分けになっている仕様とか
これらを一から設定するのは大変だし、ちょうど良いかな・・
あと、初心者向けの動画講座とかが入って
たしか3万円程度のものだったので
値ごろ感もあり、
次回もし再販することがあれば、
紹介しても良いかな~ と心の準備はしていました。
そしてこの販売者は、確かに身元もきちんと明かして
いた点も評価していました。
ところが、エライ流れが変な方向に傾きだしたのです。
自分の後輩や現役時代のブレーンを使って
内部情報をリークする商材
「機関投資家暴露倶楽部」
という名称を付け
高額バックエンドを売り出したのです。
「これはあかんやろ」
まず、単にハッタリでも顧客に対する背信行為ですが
もし、本当にやっているのなら、これはこれで問題です。
しかも、50万円という高額商材ですが
こんな、不正が長続きするとは思えません。
いくら大手証券会社勤務の人からのリークといっても
その会社内だけの売買ポジションでしょうし、
メガオーダーのポジションは
わざわざこんな怪しいところじゃなくても
開設している口座によっては
情報提供してくれるところもあります。
それ以前に、モラルというか恥というものが無いのでしょうか?
こんなことして・・
本当にロクなものが無いですね。
ということで、アンケートまだやっていま~す。
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