前回の記事では、52週移動平均線を使って、
「とんちんかん」な方向へトレードするのを 回避する方法を書きました。
今回は、ドル円、若しくはドルストレート限定となりますが、
米金利のイールドカーブを見てドルの行方を推測する・・
ということをお話します。
というのも、なんやかんやといって、
為替のドルは、金利で結構左右されて動いているのです。
では、早速みてみましょう。
もし、これといったイールドカーブを見るサイトを ご存知ない方は、
フィナンシャルタイムズ社のグラフを ご覧ください。
こちら⇒https://markets.ft.com/data/bonds
上のようなグラフが出てきたかと思います。
開いて一番最初に表示されるデフォルトでは、「United Kingdom」
とイギリスのイールドカーブになっていますので、
赤い〇で囲った部分を「United States」に変更して下さい。
このカーブが「フラット化」といって、
上を向いているのがだんだんと横向きになってきたら ドルもそろそろ・・
と読んで良いでしょう。
逆に「スティープ化」といって、
上り勾配が きつくなってきたら、まだまだ上がりシロがあると読めます。
例えば上のグラフでは6M、つまり6カ月から
急に上がってスティープ化しているのが見て取れますし、
5Y(5年)から気持ちだけ角度が緩やかになっています。
これが、更にフラット化といっても良いくらいに
下がってきたら、要注意ですね。
カーブがダダ下がりになっているのに、
一人 「それ~、押し目買いだ~!」
なんて「とんちんかん」なことをしないように・・
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